西谷小日記

とうおんe-program(5・6年生)

2023年9月20日 19時30分

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 これからの環境について考える「とうおんe-program」が開催されました。今年度も学校への出前講座という形で行われ、大学の先生に"フードマイレージ"をテーマに講義していただきました。

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 目の前に並ぶ様々な食材。グループごとに1970年代の家族と現代の家族という設定の下で、夕食のメニューを考える活動をしました。

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 「現代家族の予算は1400円だけど、1970年家族の予算は550円...。」「今晩の夕食は、カレーがいいなあ。」

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 「和牛が買えそうだから、すき焼きにしてみようよ。」「デザートに、みかんがほしい。」
 純粋に食べたいものを考えているグループもあれば、栄養バランスを気にして食材を選んでいるグループもありました。

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 夕食のメニューが決まれば、模造紙に絵を描いて完成です。ちなみに考えたメニューはと言うと....

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【1970年代家族の夕食メニュー】
〇親子丼、ほうれん草のおひたし、みかん
〇カレーライス、ポテトサラダ、バナナ

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【現代家族の夕食メニュー】
〇すき焼き
〇カレーライス、からあげ、サラダ

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 さて、今回の講義は、夕食のメニューを考えるのが目的ではありません。使用する食材には産地があり、産地によって店まで運ばれる距離も様々です。自分たちが考えた夕食のメニューを基に、フードマイレージ(食材が運ばれてきた距離×食材の重さ)を調べることが大きな目的なのです。

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 選んだ食材にかかるフードマイレージを調べてみると、現代家族が考えた夕食のメニューの方が、フードマイレージが大きいことが分かりました。昔に比べて農地や農業従事者が減少したこと、また、交通網が発達したことによって遠方の食材が手に入りやすくなったことなどが要因として挙げられます。
 フードマイレージが小さいと、食材はより新鮮で、環境にもやさしいという考え方を知りました。消費者の一人として、この考え方を参考に消費生活を送ることができればと思います。お世話してくださった市の職員の皆様、そして、講義してくださった先生、ありがとうございました。

キャビネット

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